スタースキーマ

Star schema

i2b2 Data Martの最も重要なテーブル群を形成するのが スタースキーマ です。

スタースキーマ とは、データウェアハウスでよく使われるデータモデルの一つです。
ひとつの ファクトテーブル と 複数 ディメンションテーブル から構成され、中心に位置するファクトテーブルを複数のディメンションテーブルが取り囲む形状から「星(star)」に例えられます。
i2b2 Data Martでもスタースキーマが採用されており、臨床データ(診断、処方、検査結果など)はこのスタースキーマのテーブルに保存されます。
なので、i2b2のドキュメントには i2b2 Star Schema という言葉が頻出します。
i2b2 におけるファクトテーブルは OBSERVATION_FACT テーブルです。ここに臨床観測値(検査値、処方薬のコード、診断コードなど)データが保存されます。
ディメンションテーブルは PATIENT_DIMENSION, CONCEPT_DIMENSION, VISIT_DIMENSION, PROVIDER_DIMENSION, MODIFIER_DIMENSION の5つです。
これら5つディメンションテーブルが OBSERVATION_FACT テーブルを取り囲む形で関連付け、観測値に関する様々な属性情報を提供します。

i2b2 Data Martスタースキーマのテーブル

ファクトテーブル

臨床観測値データを保存します。診断、処方、検査結果などの情報が含まれ、ほか5つのテーブルと関連付けられます。

ディメンションテーブル

患者の基本情報を保存します。患者ID、性別、生年月日、死亡情報などが含まれます。
医療概念・オントロジー(診断、処方、検査コードなど)を保存します。各概念のコード、名称、階層情報など。
事象に付加情報を提供する修飾子を保存します。
医療医療従事者(医師、看護師など)の情報を保存します。
患者の受診や検査が行われたセッション情報を保存します。