PATIENT_MAPPINGテーブル

patient mapping icon

PATIENT_MAPPINGは患者の施設内IDとi2b2内部IDを対応付けるテーブルです。

PATIENT_MAPPINGの役割は?

i2b2内部で用いる患者識別子 (PATIENT_NUM) と、ソースシステムから提供される 暗号化済み患者ID (PATIENT_IDE) をマッピングします。
この仕組みにより、複数の医療機関からの患者情報を統合しつつ、元の患者IDを秘匿することが可能となります。
‘IDE’ の ‘E’ は ‘Encrypted’ (暗号化) を意味します。

PATIENT_MAPPINGはどこにある?

i2b2のData Repository (CRC) Cellのスキーマに存在 します。
例えばデータベース名が i2b2 でスキーマ名が i2b2demodata の場合、 `i2b2.i2b2demodata.PATIENT_MAPPING` として参照します。

PATIENT_MAPPINGのテーブル定義

デフォルトのPATIENT_MAPPINGテーブルの構造は以下の通りです。

Note

  • PATIENT_IDE, PATIENT_IDE_SOURCE, PROJECT_ID は複合主キーです。

  • UPDATE_DATE, DOWNLOAD_DATE, IMPORT_DATE, SOURCESYSTEM_CD, UPLOAD_ID はi2b2で共通的に利用される管理用列です。

列名

キー

データ型

説明

SS-MIX2との対応

PATIENT_IDE

PK

varchar(200)

ソースシステムから提供される暗号化済み患者ID。
「ide」の「e」は「encrypted」を意味します。
暗号化した患者IDであり、
SS-MIX2の患者IDとは異なる。

PATIENT_IDE_SOURCE

PK

varchar(50)

暗号化IDを発行したソースシステムの名称。
i2b2内の識別子。

PROJECT_ID

varchar(50)

i2b2プロジェクトの識別子。
SS-MIX2との対応は特にない。

PATIENT_NUM

int

i2b2内部で利用する患者の一意な識別子。
`PATIENT_DIMENSION`の
`PATIENT_NUM`と対応。
PATIENT_DIMENSION を参照のこと。

PATIENT_IDE_STATUS

varchar(50)

ソースシステムにおける患者IDの状態。
Active / Inactive / Deleted / Merged など。
SS-MIX2との対応は特にない。

UPDATE_DATE

datetime

レコードが最終更新された日時。

i2b2内部のメタデータ管理用。

DOWNLOAD_DATE

datetime

レコードがシステムにダウンロードされた日時。

i2b2内部のメタデータ管理用。

IMPORT_DATE

datetime

レコードがシステムにインポートされた日時。

i2b2内部のメタデータ管理用。

SOURCESYSTEM_CD

varchar(50)

データのソースシステムを示すコード。

i2b2内部のメタデータ管理用。

UPLOAD_ID

int

アップロード処理の識別子。

i2b2内部のメタデータ管理用。

実装例

以下はPATIENT_MAPPINGテーブルのサンプルデータです。
実際のデータは施設やシステムごとに異なります。
PATIENT_MAPPING テーブル(サンプルデータ)

PATIENT_IDE

PATIENT_IDE_SOURCE

PATIENT_NUM

PATIENT_IDE_STATUS

1000000

EMPI

528

A

528

HIVE

528

A

123

MGH

528

A

777

BWH

528

A

参考文献

このページは主に i2b2 Community Wiki の内容をもとに作成しました。